今日は2019年4月30日。平成最後の日です。
明日からは平成ではなく「令和」という元号に変わりますね。
平成という時代は、いろいろなことが大きく変化した30年間だったと思います。
なかでも、インターネットの普及は本当に世の中を変えましたね。
個人的にはインターネットの普及が、平成のなかで最も大きな世の中の変化だと思うのですが、さてどうでしょう。
とまぁ、前置きはこの辺にいたしまして、本題に移りたいと思います。
今日は、平成最後のブログを書こうと思いました。
思ったはいいけど、どんな内容にするかを決めていません。
とにかく「平成最後のブログ」を書きたいんです。
内容はともあれ、「平成最後のブログ」を書きたいんです。
ともあれ、「平成最後のブログ」というからには、やはりそれなりの内容でなければ、締まりが悪いだろうとも思います。
だから、内容について、ちょっと練ってみたいと思います。
まず、ブログを書く目的は何なのか。これをはっきりさせないといけません。
目的は「平成最後の日の記念になるようなブログを書くこと」です。
目的は明らかになりました。
続いては、その目的を達成するためには、どのような手段が適当かということを考えねばなりません。
言い換えれば、目的が達成できるのであれば、必ずしも一つの手段に絞らなくてもよいということです。
今回の場合は、「ブログを書く」ことが目的であるため、「もうすでに書いているのだから目的は果たされているではないか」と思えます。ですが、違います。
「平成最後の日の記念になるようなブログを書くこと」が達成されなければなりません。
はて、「記念になるような」ブログとはいったい何なのでしょうか。
「記念」という言葉を辞書でひいてみたいと思います。
き‐ねん【記念】
[名](スル)
1 思い出となるように残しておくこと。また、そのもの。「卒業を記念して写真を撮る」「記念品」
2 過去の出来事・人物などを思い起こし、心を新たにすること。「創立五〇周年を記念する式典」
[補説]「紀念」とも書いた。
記念(キネン)とは - コトバンクより。
なるほど。どちらの意味をとろうか迷います。。。
今回の場合は、「平成最後の日」という「今日この日」の記念になるようなブログにしたいので「1」がふさわしいように思います。
しかしながら、「平成」という時代を思い起こし、「令和」という新しい時代へ向けて心を新たにするようなものも、書いておきたいように思います。
仕方がないので、Mr.Childrenの曲について解説することにします。
Mr.Childrenの曲について解説するということは、とてもよい記念になるからです。
このことについては、誰も異論はないと思います。
では、始めます。
風~The wind knows how I feel~(平成4年5月10日発売 1stアルバム「Everything」より)
まずはデビューアルバムからこの曲を。
「風の雰囲気を壮大なスケール感で捉えたアップテンポが心地いい」(宮城正樹)
という評論にあるように、初期の曲としてはスケールの大きさを感じる曲です。
あるがままにある風。人を癒す風。姿を変える風。本当のことを知っている風。
風に対し、様々な心象を抱く歌詞がちょっぴり哲学的です。ap bank fesでも演奏されました。
車の中でかくれてキスをしよう(平成4年12月1日発売 2ndアルバム「KIND OF LOVE」より)
なぜこんなにも苦しく切ない感情が伝わってくるのでしょうか。それは何よりも桜井和寿の歌声に込められた想いが尋常ではないからでしょう。知らない人は聴いてみてください。こんな声で歌う若手ボーカルが現れれば、そりゃあ世間が放っておかないでしょう。しかし、Mr.Childrenがヒットするのは、もうちょっとあとの話です。
LOVE(平成5年9月1日発売 3rdアルバム「versus」より)
LOVEとはなんとも大きなタイトルです。さて、国民的バンドの歌う「LOVE」とやらはいったいどんなもの!?
などと思って聞かないようにしましょう。そんなに大それたことは歌っておりません(笑)
「この娘もいいな、あの娘もいいなっていう気持ちをそのまま書いた(笑)」らしいです。
そんなひとりの男、桜井和寿の正直で欲張りな気持ちが、男の共感を呼ぶのでしょう。
なにげなく なんとなく
他の誰かに君を染められるのが気にかかる
かなりカンの鋭い僕の彼女を
怒らせるのもなにか違ってる
燃えるよな恋じゃなく ときめきでもない
でも いつまでも君だけの特別でいたい
なんという欲張り男、桜井和寿。しかし憎めない男、桜井和寿。
これをさわやかな夏空のような音楽にしているのだから、もうたまらなくキュンです。
Printing(平成6年9月1日発売 4thアルバム「Atomic Heart」より)
累計343.0万枚売上を記録した(オリコン調べ)、Mr.Children史上最も売れたアルバムの1曲目です。
このアルバムには「innocent world」「CROSS ROAD」という2つのミリオンヒットシングルが収録されています。そして、ライブでは「CROSS ROAD」よりも演奏された回数の多い「Dance Dance Dance」という曲が収録されているのもこのアルバムです。
「Printing」もその人気はすさまじく、最近でもライブで耳にすることが多いナンバーです。この音がライブで流れるやいなや、わたしは「キターー」という声を発してしまうほどです。
さて、ここまで書いて気づきましたが、この感じでブログを書いていたら、目的が達成できません。
このブログの目的は「平成最後の日の記念になるようなブログを書くこと」です。つまり、今日中に書き終えなければなりません。
しかし、Mr.Childrenの曲を紹介するとなると、このペースではとても無理です。
18時20分から執筆に着手して、ただいま19時50分です。
4曲を紹介して1時間半かかっています(純粋に曲紹介の部分だけでは1時間)。
これは、1曲に15分かかるペースです。
ここまで1枚のアルバムから1曲を抜粋して紹介していますが、Mr.Childrenは現在19枚のオリジナルアルバムを発売しています。
15分×19曲=4時間45分。すでに4曲を書いていることを差し引いて、のこり15曲です。
晩ごはんを食べて、お風呂に入って、健康的な時間に寝ることを考慮すると、ちょっとむずかしいチャレンジだと思います。ですので、これで終わりにします。
やっぱりMr.Childrenは最高ですね。あぁ、いい記念になりました。
目的達成です。では、令和の時代にまた会いましょう。