ウーブログ

Mr.Childrenが大好きな一教師のブログです。

18「SNSで疲労している人たち」の巻

短い夏休みが終わろうとしている8月中旬の今日この頃です。

最近Twitterを見ると、悲しんでる人、怒ってる人、不満を言ってる人などが結構いて、見ていて「この人しんどいんだろうな」と思う今日この頃です。

 

僕がTwitterをやりはじめたのは、大学生の時です。

 

ある日、僕の大好きなMr.Childrenが新アルバムを発売することを公表しました。しかし、「何やらニューアルバムをリリースするようだが、発売日以外一向に情報がない」という期間が、発売日直前まで続きました。そんなときに、ミスチルは「SENSE project」という全く意味不明なことを始めまして、その一環でTwitterと連動した企画(?)もありました。ミスチルの新作の情報を毎日朝昼晩求めていた僕は、Twitterが何なのかもよく分からず、Twitterを始めたのでした(2010年)

 

「ごはんなう」

「レポート終わったー」

「今月金欠マジやばい…」

そんな、取るに足らないことをtweetする(つぶやく)のがTwitterだ、と徐々に知っていきました。

 

時は流れ、2020年。

Twitterは、取るに足らないことを呟くだけのものではなく、自分の主義主張を公表する場、人の批判をする場としての性格を、少なからず帯びるようになっています。

Twitterで喧嘩をしたり、議論のようなものをしたりする人もいます。ひどい場合は、Twitterで誹謗中傷を受けて病む人さえ出てきてます。

 

「ごはんなう」とかつぶやいておけばよかったTwitterが、一体どうしてこんなことになってしまったんでしょう。

一体どうして、自分の身の回りの人ではない、インターネットの中の人にまで、わざわざ誹謗中傷をするのでしょう。

一体どうして、別に覗かないなら覗かないですむようなTwitterを覗いて、その中でムキになって喧嘩をしちゃうんでしょう。

 

学校や職場など、自分を取り巻く人間関係、お仕事関係、男女問題など、そういうことでストレスが溜まるのは、それなりによくあることです。

しかしなぜ、わざわざ自分でスマートフォンにインストールしたアプリの中でストレスを溜める必要があるのでしょう。

人が生きているのは、画面の文字の中ではなく、「今、ここ」であるはずなのに。

 

SNSの中のことなんか、気にしない気にしない。

そこで怒ってる人、悲しんでいる人、喧嘩している人は、わざわざ自ら選択してその状態になっているということを、改めて自覚した方が、よりよく生きられるのではないかなと思います。

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17「ぼーっとすること 空想すること」の巻

世の中には、過剰なストレスで心を病む人がいます。悪いことをしたわけでもないのに、理不尽な理由で病む人もいます。本当に気の毒です。

 

心を病む人のその要因は人それぞれだと思いますが、病まないために必要な要素が欠けてしまったために、そのような事態になってしまうのでしょう。

 

もし、自分の暮らしを振り返って「つらいなあ」「疲れてるなあ」と思ったら、とりあえず一休さんを思い出しましょう。

 

あわてない あわてない

きにしない きにしない

ひとやすみ ひとやすみ

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できることなら、よけいなことをなにも考えずにすむ、静かなところで目をとじて。

頭に浮かぶことについてあれこれ思い巡らさずに、いまここにあるもの、例えば自分の鼻をすり抜けては往復しているこの空気に注目してみます。

または、聞こえてくる冷蔵庫の「ブー……ン」という音のみに意識を向けてみます。

 

もし集中している途中に、ふと他の考え事がうかんでも、大丈夫。川から流れてくる葉っぱを見つけたときのようなものです。流れていくのを見送っていれば、そのうち見えなくなります。葉っぱについてあれこれ考えず、ただただ見送れば良いのです。

 

ごはんを味わうのもいいですね。

テレビを見ながら、スマホを見ながらなどの「ながら」をやめて、その食べ物を存分に堪能する。

見た目、匂い、舌触り、味、歯応え、風味、喉越し、後味、そしてそのときの気持ちなど。

これらを感じることを意識するならば、たとえレーズン一粒、チョコレート一つでも、「今ここ」を感じることができます。

自分にストレスを与える考え事は、自分の頭の中で考え続けるから消えない、つまり「自分で育てている」ことが多くあります。

だから、意図的にそれらを手放すことは、とっても大切なことなのです。

 

よのなか、もうすこし「きにしない きにしない」「ひとやすみ ひとやすみ」が、あってもいいものです。

 

 

また、アンパンマンの歌に、このようなフレーズがあります。

 

♪もし自信をなくして くじけそうになったら

いいことだけ いいことだけ 思い出せ♪

 

これも、マイナスな思考の連鎖を断ち切るために、とても大切なことです。

れっきとした認知行動療法の手法の一つでもあります。

 

Mr.Childrenの「Happy Song」https://youtu.be/31GVSIK93V4の歌い出しは、こうです。

 

♪少しだけ仕事を放っぽって 

もうどっか遠くに行こう

軽井沢 ハワイ いやエベレスト

世界中をひとしきり空想♪

 

忙しい日々、つらい日々の中に、少しでも自分を癒せる時間を、1人でも多くの人が見出せますように。

 

ぼーっとする時間が、心を、人生を、豊かにしてくれるかもしれませんよ。

 

16「何度でも 何度でも」の巻

今日は、2020年5月10日。日曜日。

例年なら、ゴールデンウィークが終わり、子どもたちと運動会に向けての取り組みを始めている頃です。

ですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、3月からの臨時休校はいまだ終わっていません。こんなことは今までに経験したことがありません。密集、密接、密閉の三密を避けるため、教員は学校に交代で出勤する日々です。国の緊急事態宣言は5月末までに延長されました。感染の状況が落ち着けば、6月からは子どもたちが学校に登校するということになりますが、さてこれもどうなることやらです。

 

しかし、ウイルスの感染が拡大しようしまいが、学校が3か月間も休校になろうなるまいが、政府が全国民に10万円を配ろうが配るまいが、季節は今まで通り巡ります。去年の5月10日から1年たった今日は、やはり5月10日です。朝は東から日が昇り、夜は西に日が沈みます。晴れの日もあれば雨の日もあり、風が吹けば木の葉が揺れます。宇宙の中の地球は、ずっと前からそうであったように、今日も自然の営みがあります。われわれ人間は、ずっと前から、その中の一部です。そんな人間の歴史の一番先っぽに生きている私ですが、私も生まれて30年たちました。今の世の中がこんなだからこそ、それは奇跡の重なりの上の必然なのだなと、いつものようにかそれ以上に考えるのです。

 

この地球で、はるかな昔から命はつながれてきました。生まれては死に、生まれては死にを繰り返してきました。

何度でも何度でも、繰り返してきました。

死んだ者が再び生まれるのではなく、次の者へとリレーのように命を渡してきたのです。その上に成り立っている私たちの命ですから、まさに奇跡なのだと思います。

 

我々は、生老病死を自然の摂理として受け入れながら生きていかなければなりません。どれだけ科学文明が発展しても、最後には自然の摂理を受け入れなければなりません。だからこそ、自分の命や人の命を大切にしなければなりません。そのように考えなければ、これまで何度でも何度でも、くじけずに命のリレーをつないできた数えきれない地球の先達に対して申し訳ないのです。

 

「自分の命や人の命を大切にする」というのは、どういうことなのでしょう。

「傷つけない」「殺さない」は、たいていの人が思っていることと思います。

しかし、豊かで幸福な世界に生きる私たちは、それ以上の次元で命を大切にすることができます。豊かな者には余裕があります。余裕のある者は、「助ける」「輝く」「発展する」ということで、命を大切にすることができるのではないでしょうか。命のリレーの最先端に生きるということを自覚すればこそ、自分の状況に応じてそのように最善を尽くしたいと思うのです。

 

しかし短い人生にも、辛いことや困難なことは多くあるものです。一人では乗り越えられないことばかりです。たくさんの人たちのおかげで、私たちは生きていけます。

私には、支えてくれる人がたくさんいます。私は普段からもっと感謝を表しながら生きなければなと思います。そうは言っても、毎日絶え間なく意識し続けるのは難しいから、人々は「節目」をつくり、大切にしているのでしょう。例えば今日は「母の日」です。

 

さて、今日が母の日なのは間違いありませんが、私にとっては別の大切な節目の日でもあります。

5月10日は、Mr.Childrenのデビュー記念日なのです。1992年5月10日にメジャーデビューをしたMr.Childrenは、今日で28周年となりました。つまり今日はMr.Childrenの28歳のお誕生日です。

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1969年、1970年生まれの彼ら4人は、22歳でメジャーデビューし、現在50歳です。上の写真は、今年3月に発売されたシングル『Birthday/君と重ねたモノローグ』のCDジャケットの内側に使用されている写真です。とても素敵な写真だと思います。みな50歳にしてとても若々しい表情をしています。

 

彼らがいつまでもエネルギーを枯らさずに、若々しく命を「輝かせ」ていることは、多くの人たちを「助け」「輝かせ」ているのだと思います。私はその「助けられて輝き、発展してきた人間」の一人です。そう、何度でも何度でも、彼らに助けられてきました。

彼らには多くの人たちを勇気づける力があります。それゆえに、デビューから長い年月がたった現在も、多くの人から必要とされ、歓迎されています。私がMr.Childrenの魅力に気づいたのは今から14年ほど前(高校生の時)でした。当時は「どうしてもっと早くミスチルの良さに気付かなかったんだ」と悔やんだものですが、今年でやっとMr.Childrenのキャリアのちょうど半分を、共に歩んできたことになります。共に歩んだというと、なんだか自意識過剰で変だと思われるかもしれませんが、少なくとも私は、共に歩んでもらった思いです。今まで何度も悲しいことがあったり、悩んだりして、壁にぶつかってきました。そのたびに、Mr.Childrenに勇気づけられてきたのです。Mr.Childrenは私にとってのカリスマティックアダルト的存在(当ブログの「11『Mr.Childrenとカリスマティックアダルト』の巻」参照)であり、友達のような伴走者的存在でもあります。つまり心の支えなのです。

 

人類はこれまで、たくさんの年月の中でいくつもの試練を経験してきました。そのたびに、そこに生きる人たちはそれこそ命がけで、乗り越えてきました。そう、何度でも何度でも。その歴史をなぞるように、ひとりの人間もまた、その一生の中でたくさんの壁にぶつかるものです。でもそのたびに、乗り越えようともがくのです。そしてそれを乗り越えた時には、それまでとどこかちがう自分になれるのです。人類が何度も生まれ変わってきたように、「そう何度でも何度でも 僕は生まれ変わってゆく」のです。個体発生は系統発生を繰り返すといわれています(エルンスト・ヘッケル「反復説」)。

 

Mr.Childrenが「終わりなき旅」を続けることが、彼らの音楽を聴く私たちに影響を与えます。そして、彼らから希望や勇気をもらった私たちも「終わりなき旅」を続けることができるようになります。Mr.Childrenが命を「輝かす」ことで、私たちの命も「輝く」のです。誰の命もまた誰かを輝かす為の光となるのです。Mr.Childrenがたくさんの人たちの命を輝かすように、私も誰かの命を輝かす為の光となれたらなと、そんなことを考えています。これからも、そうやって暮らしていこうと思います。

例え、疫病が流行しようとも、たとえ子どもたちが3か月間も学校に通えない日々が続いても、命があれば、何度でも何度でも、僕は生まれ変わってゆけると信じています。Mr.Childrenのおかげで、そう思える自分が、今日ここにいます。

 

ありがとう、Mr.Children

おめでとう、Mr.Children

 

巡り合えたことでこんなに世界が美しく見えるなんて…想像さえもしていない。単純だって笑うかい。

君に心からありがとうを言うよ。Mr.Children

 

そう、何度でも、何度でも。

 

参考

「蘇生」

youtu.be

 

「終わりなき旅」

youtu.be

 

「花の匂い」

youtu.be

 

Sign

youtu.be

15「ミスチルの魅力全開な曲10選」の巻

Mr.Childrenの魅力とはなんだろう。

Mr.Childrenのことが大好きな人は沢山いる。

さてここに、無作為に抽出した10人のミスチルオタクがいるとしよう。

その10人全員に同じ質問紙を渡し、各々に「ミスチルの魅力とは何か」という質問に答えていただくことにする。

そうすると、得られる回答はどのようになるだろうか。

当然だが、全員一致ということにはならないだろう。

「歌詞」「声」「メロディ」「顔がすき」など、様々な回答があるであろうことは、想像に難くない。

 

つまり、ミスチルの魅力とは何かと問われても、簡単には答えられないと思うのである。

ミスチルの魅力ってさ」などと軽々しく語るような人は、ちょっと要注意だろう。

 

 

それでは、「ミスチルの魅力全開な曲10選」を、勝手に紹介していくことにしよう。

なお、順不同であり、ランキングではない。

 

 

1.終わりなき旅

2.innocent world

3.名もなき詩

4.幻聴

5.彩り

6.しるし

7.口笛

8.NOT FOUND

9.くるみ

10.GIFT

 

 

これらの10曲には、どんなミスチルの魅力が全開になっているのだろうか。

それは、教えない。

 

みなさん聴いてみて、自分なりにミスチルの魅力を、感じてみてほしい。

 

p.s

 LOVEはじめました

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14「Birthday」の巻

f:id:kyousikitibee:20200308084716j:image本日、2020年3月8日。日曜日。

今日という日はなんの日かご存知だろうか。

今日はとても尊い日である。

新型コロナウイルスの影響によって、全国の学校が今月頭から春休みに入るまで休校になっている。そんな状況においてもなお、尊い日である。

そう、今日は我らがMr.Children桜井和寿50歳のお誕生日だ。

50歳まで第一線で音楽活動を続けるなんて、とんでもないことだ。

どのくらいすごいかというと、美空ひばりがあの伝説のステージ「不死鳥コンサート」をやったのが50歳の時なので、あの時の美空ひばりの年齢になっているということだ。そのくらいすごい。

 

Mr.Childrenは名曲を残しすぎている。

桜井和寿は30歳になるまでに、すでに「innocent world」「Tomorrow never knows」「名もなき詩」「終わりなき旅」などの錚々たる名曲たちを生み出していた。

これだけでもう、天の神様から「あなたは人生における自分の役目をしっかり果たし、人々を喜ばせましたね」と褒められていいくらいの偉業だが、Mr.Childrenはここからがすごい。

 

30代、父親としての桜井和寿は、さまざまな気づきや哲学を得た。その代表ともいえる「HERO」は、たくさんの人々を泣かせた。当時燻っていた歌手のスガシカオは、HEROに救われたと言っていたし、伝説のアイドル松浦亜弥は、自分の担当ラジオ番組で「HEROクラブ」というコーナーをはじめたほどだ。

30代においては、「くるみ」「Sign」「しるし」「彩り」「HANABI」「GIFT」など、他にも数々の優しい名曲を生み出した。

 

2010年代に入ると、桜井和寿も40代に突入した。

東日本大震災後には、曲を作ることに対して「不純なことに思える」など葛藤があり、なかなか曲が作れない時期があった。そしてようやく生まれた復興支援の「かぞえうた」は、悲しみに沈む心が希望を探し当てるという力強い魂の歌となり、同時に桜井和寿の楽曲作成エナジーも復興した。

40代もミスチルは新たな挑戦を繰り返した。

デビューから音楽制作を共にしてきたプロデューサー小林武史のもとを離れ、自分たちで音楽制作をするようになる。

その象徴的な出来事が、これだ。

https://youtu.be/lkHiokTlR20


ーきいてほしい。きこえてほしい。これが僕らの、あたらしい足音―

2014 年9 月、Mr.Children として初となるファンクラブ会員限定ツアー 「Mr.Children FATHER&MOTHER 21 周年祭ファンクラブツアー」が開催された。

会場はリミテッドライブに相応しい、久しぶりのライブハウスという空間。

そこで披露されたのは、会場に集まった観客たちを驚かせた多種多様な未発表曲の数々。

その楽曲に触れた初期衝動に会場は包まれ、まさしく“体感”というにふさわしいライブと、新しいMr.Children の姿がそこにあった。

その希少なライブ映像がLIVE FILM として劇場公開された。

多くの未発表曲で構成された、新たな挑戦ともいえるライブ映像と音楽を、映画館という環境で体感することで、最前列で ライブに参加しているかのような感覚をもたらせてくれた。

それが『Mr.Children REFLECTION』。

おれはこの映画を合計5回劇場で見た。

はっきり言って、しびれた。ベテランの域に達した彼らが、こうも次々と新しいことに挑んでいく姿に。

その後彼らは、空前絶後の、未曾有の伝説のアルバム『REFLECTION』を発表した。

 

Mr.Childrenは衰えを見せない。

2017年、浜辺美波主演の映画「君の膵臓を食べたい」の主題歌として「himawari」を発表すると、たちまち話題となった。

そして、メジャーデビュー25周年を記念して開催し、Mr.Children史上最大規模の70万人を動員した全国ライブツアー『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』を敢行。これでもかというほどの、圧巻のステージだった。

2018年にはアルバム「重力と呼吸」を発表し、若い世代に見せつけるかのような、ロックバンドとしてのMr.Childrenの現在を堂々と示した。2019年には台北での海外公演を実施。本当に、とどまることを知らない。

 

そして今年。

ミスチルメンバーは50歳だが、50歳を迎えたものが他にもいる。そう、「ドラえもん」だ。

https://doraeiga.com/2020/song/(←桜井和寿コメント)

なんと、ドラえもん誕生50周年記念映画作品「ドラえもん のび太の新恐竜」の主題歌を、Mr.Childrenが担うこととなった。しかも2曲である。ひとつの映画に主題歌を2つというのは、ドラえもん史上としても初のことである。

その2曲というのが、3月4日発売となった両A面シングル「Birthday / 君と重ねたモノローグ」である。

ロンドンのスタジオでレコーディングをした今回の楽曲は、その演奏を聞いた時に桜井和寿自身感涙したと言う。

楽曲の素晴らしさもそうだが、自身にとっての特別な存在である「ドラえもん」との縁、50歳としての感慨深さなどもあったのではないだろうか。

新曲「Birthday」で、ドラえもんの50歳を、桜井和寿の50歳を、そして毎日訪れる誰かのBirthdayを祝おう。

ひとりひとり、その命を讃えながら今日を祝おう。

桜井和寿さん、50歳のお誕生日おめでとうございます。f:id:kyousikitibee:20200308084554j:image

13「ミスチル流自己啓発術その1」の巻

令和最初のブログとなりました。みなさん、平成が終わってもがんばりましょうね(いつの話)。

 

令和元年も終わり、令和2年も1月が過ぎようとしています。

「今年はどんな年にしようかな」

と思っているそこの御両人。

今年こそはきっと貴方に沢山のいいことがありますように。

 

さまざまな抱負を抱いて新年をスタートした人もたくさんいるでしょう。日常の心掛けを大切にして、目標が成就されることを祈っています。

時には、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。

道半ばで挫折してしまうようなこともあるかも知れません。

しかし、いっときのつらさや困難、悲しみですべて挫けてしまわないように、なんとか生きていきたいものです。

たたかう人を、たたかわない奴らが笑うかも知れません。でも、自分を信じたいものです。

不甲斐ない自分を嫌になってしまうこともあるかも知れません。でも、諦めたくないものです。

日々を刻んでいく貴方に寄り添ってくれる人が、きっといるはずです。そんな人を大切にしたいですね。

また、人ではない何かが、元気をくれることもよくあります。

今回は、私に元気をくれるMr.Childrenの歌を紹介します。

Mr.Childrenの歌は聴く人によってさまざまな解釈があるものですが、その多くは示唆に富み、わかりやすくて深いものです。私は楽しいとき、悲しいとき、辛いとき、がんばりたい時など、あらゆる場面でミスチルの歌に寄り添ってもらっています。そしてそこからさらに次の一歩を踏み出せることがあります。Mr.Childrenの歌は、時として自己啓発促進の役割を果たしてくれるのです。

今回の「ミスチル自己啓発術」の巻が、みなさんの心の支え、心の励みになるものであれば、幸いです。

 

それでは、参りましょう。

 

その1【終わりなき旅法】

Mr.Childrenの曲の中で、最も多くの人を勇気付けてきた曲のひとつに『終わりなき旅』があります。

「がんばりたい」という気持ちをさらに高めたい時におすすめの曲です。


終わりなき旅は名言だらけで、曲そのものが名言のような感じです。 つまり名曲です。
最高の応援歌と言っても過言ではないでしょうというレベル。
くじけそうになった時の自分を鼓舞してくれます。
終わりへ向かうにつれ、歌詞と曲が一緒になってスパートを迎えていく感じも、その気持ちの盛り上がりを助けているのだろうと思います。

 

一番のサビでは
「いいことばかりではないさ」
と歌っているところを、ラスト転調後のサビで
「嫌なことばかりではないさ」と変わっているところは、本当に救われる気持ちがします。
自己肯定の姿を自ら掴んだ桜井さんが活動休止から復帰して発表したこの曲。
落ち込んでいても、上を向いて歩けそうな気がしてくる名曲です。


大きな困難や目標に対して、ひたむきに努力をする人。そんな人が終わりなき旅を聴くと、もはや鬼に金棒、のび太ドラえもんです。

苦しみや迷いをモチベーションに昇華させ、更なる高みを目指す意欲が湧いてくることでしょう。

 

「閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっと きっとって 僕を動かしてる」
「高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな」

「胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように いつも 今日だって僕らは動いてる」
「嫌なことばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう」

 

歌詞をかいつまんで挙げただけでも、力が湧いてきます。これらの歌詞をいつでも口ずさめるように心の引き出しに入れておけば、がんばりたい時にがんばれる力が湧いてくることでしょう。

みなさん、「終わりなき旅』を聴きましょう。

https://music.apple.com/jp/album/%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%97%85/1374940042?i=1374940057

 

 

その2【Starting Over 法】

90年代前半のブレイク以来、日本の音楽シーンのトップを走り続けてきたMr.Children

2014年、Mr.Childrenは、デビューから20年以上彼らのプロデューサーを務めてきた小林武史と別れました。

バンドのあり方、楽曲づくりのあり方を、デビュー20年以上経った時点で変えたのです。

すでにモンスターバンドとしてその地位を不動のものにしているMr.Childrenが、さらなる挑戦を続けていく姿勢は、私に多大なる刺激を与えてくれました。

そんなMr.Childrenが2015年に発表したアルバムが『REFLECTION』です。それに収録されているアルバム曲の一つに『Starting Over』があります。

曲名は「新たなる旅立ち」。

Mr.Childrenが次に進むために向き合うべきは、「今までのMr.Children」だったのです。
己の弱点を見極め、それを改善・克服すること。

また時には「そんな短所を含めた自分でも愛せる」ことを認めることで、ひとつ上の自分に出会えるかもしれない、そんなメッセージを感じました。

「あいつの正体は虚栄心 失敗を恐れる恐怖心 持ち上げられ浮き足立って膨れ上がった自尊心」
「何かが終わりまた何かが始まるんだ」

こんなフレーズが心を揺さぶります。

 

デビューから23年も経ってなおこんなアルバム、こんな曲を作ってしまうMr.Childrenに、改めて心を奪われたものです。

 

みなさん、「Starting Over」を聴きましょう。

https://youtu.be/3PnCgAlmK3Q

 

 

さて今回は「終わりなき旅」「Starting Over」の2曲を紹介しました。次回もお楽しみに☆

 

なお、この記事は私のTwitterのこのツイートの拡大版という感覚で書いております。

https://twitter.com/chil_kara_edu/status/1203249926148280320?s=21

12「平成最後のブログ」の巻

今日は2019年4月30日。平成最後の日です。

明日からは平成ではなく「令和」という元号に変わりますね。

 

平成という時代は、いろいろなことが大きく変化した30年間だったと思います。

なかでも、インターネットの普及は本当に世の中を変えましたね。

個人的にはインターネットの普及が、平成のなかで最も大きな世の中の変化だと思うのですが、さてどうでしょう。

 

とまぁ、前置きはこの辺にいたしまして、本題に移りたいと思います。

今日は、平成最後のブログを書こうと思いました。

思ったはいいけど、どんな内容にするかを決めていません。

とにかく「平成最後のブログ」を書きたいんです。

内容はともあれ、「平成最後のブログ」を書きたいんです。

ともあれ、「平成最後のブログ」というからには、やはりそれなりの内容でなければ、締まりが悪いだろうとも思います。

だから、内容について、ちょっと練ってみたいと思います。

 

まず、ブログを書く目的は何なのか。これをはっきりさせないといけません。

目的は「平成最後の日の記念になるようなブログを書くこと」です。

 

目的は明らかになりました。

続いては、その目的を達成するためには、どのような手段が適当かということを考えねばなりません。

言い換えれば、目的が達成できるのであれば、必ずしも一つの手段に絞らなくてもよいということです。

今回の場合は、「ブログを書く」ことが目的であるため、「もうすでに書いているのだから目的は果たされているではないか」と思えます。ですが、違います。

平成最後の日の記念になるようなブログを書くこと」が達成されなければなりません。

はて、「記念になるような」ブログとはいったい何なのでしょうか。

「記念」という言葉を辞書でひいてみたいと思います。

 き‐ねん【記念】

[名](スル)
思い出となるように残しておくこと。また、そのもの。「卒業を記念して写真を撮る」「記念品」
過去の出来事・人物などを思い起こし、心を新たにすること。「創立五〇周年を記念する式典」
[補説]「紀念」とも書いた。

 記念(キネン)とは - コトバンクより。

 

なるほど。どちらの意味をとろうか迷います。。。

今回の場合は、「平成最後の日」という「今日この日」の記念になるようなブログにしたいので「1」がふさわしいように思います。

しかしながら、「平成」という時代を思い起こし、「令和」という新しい時代へ向けて心を新たにするようなものも、書いておきたいように思います。

 

仕方がないので、Mr.Childrenの曲について解説することにします。

Mr.Childrenの曲について解説するということは、とてもよい記念になるからです。

このことについては、誰も異論はないと思います。

では、始めます。

 

風~The wind knows how I feel~(平成4年5月10日発売 1stアルバム「Everything」より)

まずはデビューアルバムからこの曲を。

「風の雰囲気を壮大なスケール感で捉えたアップテンポが心地いい」(宮城正樹)

という評論にあるように、初期の曲としてはスケールの大きさを感じる曲です。

あるがままにある風。人を癒す風。姿を変える風。本当のことを知っている風。

風に対し、様々な心象を抱く歌詞がちょっぴり哲学的です。ap bank fesでも演奏されました。

 

 

車の中でかくれてキスをしよう(平成4年12月1日発売 2ndアルバム「KIND OF LOVE」より)

なぜこんなにも苦しく切ない感情が伝わってくるのでしょうか。それは何よりも桜井和寿の歌声に込められた想いが尋常ではないからでしょう。知らない人は聴いてみてください。こんな声で歌う若手ボーカルが現れれば、そりゃあ世間が放っておかないでしょう。しかし、Mr.Childrenがヒットするのは、もうちょっとあとの話です。

 

LOVE(平成5年9月1日発売 3rdアルバム「versus」より)

LOVEとはなんとも大きなタイトルです。さて、国民的バンドの歌う「LOVE」とやらはいったいどんなもの!?

などと思って聞かないようにしましょう。そんなに大それたことは歌っておりません(笑)

「この娘もいいな、あの娘もいいなっていう気持ちをそのまま書いた(笑)」らしいです。

そんなひとりの男、桜井和寿の正直で欲張りな気持ちが、男の共感を呼ぶのでしょう。

なにげなく なんとなく

他の誰かに君を染められるのが気にかかる

かなりカンの鋭い僕の彼女を

怒らせるのもなにか違ってる

燃えるよな恋じゃなく ときめきでもない

でも いつまでも君だけの特別でいたい

なんという欲張り男、桜井和寿。しかし憎めない男、桜井和寿

これをさわやかな夏空のような音楽にしているのだから、もうたまらなくキュンです。

 

Printing(平成6年9月1日発売 4thアルバム「Atomic Heart」より)

累計343.0万枚売上を記録した(オリコン調べ)、Mr.Children史上最も売れたアルバムの1曲目です。

このアルバムには「innocent world」「CROSS ROAD」という2つのミリオンヒットシングルが収録されています。そして、ライブでは「CROSS ROAD」よりも演奏された回数の多い「Dance Dance Dance」という曲が収録されているのもこのアルバムです。

「Printing」もその人気はすさまじく、最近でもライブで耳にすることが多いナンバーです。この音がライブで流れるやいなや、わたしは「キターー」という声を発してしまうほどです。

 

さて、ここまで書いて気づきましたが、この感じでブログを書いていたら、目的が達成できません。

このブログの目的は「平成最後の日の記念になるようなブログを書くこと」です。つまり、今日中に書き終えなければなりません。

しかし、Mr.Childrenの曲を紹介するとなると、このペースではとても無理です。

18時20分から執筆に着手して、ただいま19時50分です。

4曲を紹介して1時間半かかっています(純粋に曲紹介の部分だけでは1時間)。

これは、1曲に15分かかるペースです。

ここまで1枚のアルバムから1曲を抜粋して紹介していますが、Mr.Childrenは現在19枚のオリジナルアルバムを発売しています。

15分×19曲=4時間45分。すでに4曲を書いていることを差し引いて、のこり15曲です。

晩ごはんを食べて、お風呂に入って、健康的な時間に寝ることを考慮すると、ちょっとむずかしいチャレンジだと思います。ですので、これで終わりにします。

やっぱりMr.Childrenは最高ですね。あぁ、いい記念になりました。

目的達成です。では、令和の時代にまた会いましょう。

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